アウトソーシング可能な業務

外注可能な業務一覧は次の通りです。

1. システム開発

ウェブアプリケーション、スマートフォンアプリなどのシステム開発・的保守などに対応可能です。

  • Development

2.データ登録

御社の業務システムなどに定型化されたデータをオペレータが登録します。ECサイトの 商品登録なども承ります。

  • Data Entry

3. SNS対応

御社指定のソーシャルメディア(主にFacebook Instagram) に英語で最新情報の投稿を代行いたします。

  • Social Media

開発事例

当社が今までにフィリピンの開発チームで行った開発事例を紹介します。

スマートフォンアプリ開発

Flutter言語を使用してiOS, Android 向けのECサイトスマートフォンアプリの開発を行っています。フロントUI開発、バックエンド開発の両方を行いました。

自社案件
ECサイト開発

PHP言語を使用して ECサイトバックエンドの開発を行っています。フロントUI開発、データベース連動型のバックエンドまで開発を行いました。

自社案件
業務システム開発

物流管理システム、受発注管理システム、アフィリエイトプログラムシステム、プッシュ通知管理システムなど、複雑なシステムの開発を行いました。

自社案件

フィリピンオフショア開発のポリシー

当社では過去10年、現地にて開発を運用してきた結果、以下の通りやらないことを明確に定義しておりまため、当社リソースを利用した場合でも、同じポリシーにてご提供させていただきます。

  1. 現地にプロジェクトマネージャーはおりません。
    人がプロジェクトを管理する手法をとった結果、人の管理能力に依存し、その人が退職するとプロジェクトが停滞してしまいます。そのため、タスク管理ツールによって業務内容を可視化し、プロジェクトを管理します。 当社では現在もプロジェクトマネージャは現地に存在せず、すべてフィリピン人エンジニアのみ(手を動かせる人だけ)が在籍しております。日本からフルリモートで管理しておりますが、今まで一度も業務事故を起こしておりません。
  2. 経験15年以上のベテラン経験者を雇いません。
    ベテランから新人まで様々な雇用を経験した結果、最も生産性が高いのは新卒から6~7年前後の30歳手前のエンジニアです。当社のエンジニアは新卒から30歳以下のエンジニアがほとんどです。 フィリピンでは40代で第一線を退く方も多いため、若い人材が働き手の中心とい文化があるためです。20代の若者が50代の親のケアをするという背景があります。
  3. 固定給で案件を推進しません。
    オフショア開発は、基本としては月額固定費になりますが、それに加えプロジェクトのマイルストーンを段階的に定め、マイルストーン単位で貢献度に応じてインセンティブ(一時ボーナス)を支給することで、チーム全体としてのパフォーマンスを維持させます。

フィリピンオフショア開発の費用感・見積もり例

契約の単位は3ケ月毎の自動更新となります。

以下の外注業務一覧は、当社が実際に雇用して実務として現在稼働している内容を元に、提案させていただきます。
全く異なる業務をゼロからスキームを作りやった場合に比べ、プロジェクトの成功率が高いためです。

外注業務例 職務内容 スキル要件 月額費用目安
自社パッケージ等
ソフトウェア開発
ソフトウェア開発 Python
MySQL
Javascript
PHP
25万円~
自社ECサイトの
WEBデザイン更新
ソフトウェア開発 HTML/CSS/Javascript 20万円~
自社ECサイトの
スマホアプリ開発
ソフトウェア開発 Python
MySQL
Javascript
PHP, Laravel
Flutter
Google Cloud
35万円~

フィリピンオフショア開発の魅力

コスト圧縮よりも、人材調達の容易さ

オフショア開発の目的は、基本的には人件費の圧縮が目的の第一として考えられますが、近年のフィリピン国内のインフレーション背景を考慮すると、あまりメリットがありません。フィリピンで社員1名を雇用した場合、ソフトウェアエンジニアの相場は約50,000~100,000ペソ(日本円換算で約13~26万円)であり、これに加え社会保険などの各種福利厚生を含めると、日本と比較した場合、劇的なメリットを享受するには至りません。

フィリピンオフショア開発の最大のメリットは、コスト圧縮よりも、人材の厚み、つまり人材調達の容易さに尽きると思われます。

日本ではソフトウェアエンジニア1名を雇用する場合、求人サイトを作ったり、求人広告費が莫大なコストになります。ソフトウェアエンジニアという職種は内容にもよりますが、どの企業も欲しがっており、IT人材の採用は競争市場です。

ソフトウェアエンジニアの市場需要は高く、ソフトウェアIT企業だとしても、日本人で30歳以下で、それなりの最新技術と経験を持っているエンジニアを採用することは難しいといえます。当然、大手ソフトウェア企業は莫大な予算を投じて中途採用、優秀な人材獲得に躍起になっていますので、少子高齢化の日本においては、IT人材の獲得競争はさらに熾烈さを増すと考えられます。

フィリピンでもIT人材は外国企業により獲得競争が行われています。しかし、ソフトウェアエンジニア1名を雇用する採用コストは、日本が仮に1名あたり20万とした場合、フィリピンでは2000円程度の広告費で獲得可能です。 (実質1/100程度)

ソフトウェアエンジニアの求人広告を出せば、1回あたり20名~100名を超える応募が来ます。 応募者は20代前半が圧倒的に多く、特にフィリピンのトップ大学である以下の大学の新卒者も獲得可能です。

  • University of the Philippines Diliman (フィリピンの最高学府、日本でいう東京大学)
  • Ateneo de Manila University  (政治家、法律家、超一流のビジネスマンが多い、日本でいう慶応義塾大学)
  • University of the Philippines System  (日本でいうGMARCH)
  • De La Salle University (日本でいう慶応義塾大学・早稲田大学レベル)
  • University of Santo Tomas (日本でいう国際基督教大学、上智大学、医療系が強いが、近年ソフトウェアエンジニアも多数輩出)

上記の大学を卒業したフィリピンのトップ集団の頭脳を採用することができ、特に新卒採用の場合、自社の案件にフィットした形で育てることができます。

オフショア開発成功の秘訣は、タスク管理

当社は自社案件で多数のプロジェクトを並列で今も動かしていますが、大きな業務事故は1つもありません。 その背景には、プロジェクトにおけるタスクをできる限り細分化すること、タスクIDとソースコードをGITで管理すること、毎週1回のミーティングで定型化された内容で報告を受けることなど、こうした内部の ポリシーを定義することにより、円滑な業務推進を可能にしています。また、2ヶ月に1回は必ず責任者が現地にて1週間程度の案件管理を行う体制を整えています。

このポリシーは顧客案件でも基本的には同じで、当社と発注先企業でのコミュニケーションがまず基本にあり、 その上で、システム開発内容を明確に定義し、1つ1つのタスクを分解していき、当社のプロジェクトにようにマイクロタスクにしてプロジェクトを管理していきます。